【サンパウロ綾村悟】韓国の人気男性音楽グループ「BTS」が6日、メキシコの首都メキシコ市を訪問し、国立宮殿(大統領府)でシェインバウム大統領と会談した。

大統領府に隣接するソカロ広場には、彼らを一目見ようと約5万人のファンが集結。会談後にBTSメンバーが姿を見せると熱狂に包まれた。
大統領とBTSは約40分間会談。大統領は自身のX(旧ツイッター)で「メキシコの若者たちに最も愛されるグループBTSを歓迎します。音楽と価値観がメキシコと韓国を結びつけます」と投稿した。
会談後、リーダーのRMさんが大統領府のバルコニーから姿を見せ、「メキシコの皆さんの情熱に感謝します」と呼び掛けると、ファンから地鳴りのような歓声が響いた。
BTSは兵役から復帰後初のワールドツアー「ARIRANG」のメキシコ公演を7、9、10日の3日間開催し、約26万人を動員予定。チケットは販売開始から37分で完売、数年の空白を経ても衰えない影響力を示した。100万人以上が落選したとされる。
公演の経済波及効果は、約1億750万ドル(約168億円)と推計。大統領は今年1月、韓国大統領へ追加公演を外交書簡で要請していたが、「来年も戻ってきて」と再訪を希望した。BTS招致は、与党が2024年の大統領選前後から若者の支持を獲得するために公約として進めてきた経緯がある。





