トップ国際中南米米軍が対麻薬テロで共同軍事作戦―エクアドル 

米軍が対麻薬テロで共同軍事作戦―エクアドル 

 【サンパウロ綾村悟】米南方軍とエクアドル軍は3日、エクアドル国内で麻薬カルテル壊滅を目的とする共同軍事作戦を発動した。作戦の標的は、米国がテロ組織に指定する麻薬カルテル「ロス・チョネロス」と「ロス・ロボス」。トランプ政権が安全保障協力としてエクアドル政府の要請に応じた。

 エクアドルはここ数年、隣国コロンビアやペルーから流入する麻薬カルテル間の抗争激化などで治安が急速に悪化している。同国はかつて、「南米で最も安全な国」と言われたが、凶悪犯罪の発生率が急増。刑務所暴動や政治家暗殺、一般市民を巻き込む銃撃戦などが相次いでいる。

 世界のコカイン流通の約7割がこの国を通過すると言われている。コロンビアから密輸されるコカインの主要輸出ルートがエクアドルの港湾を経由している。

 エクアドルのノボア大統領は治安回復に向け、トランプ政権に支援を要請。米特殊部隊がエクアドル軍を支援し、ドローンや偵察機による監視、港湾での取り締まり強化を展開する。米兵は直接戦闘に参加せず、情報提供とアドバイザーとして支援する。

 今回の作戦は、ベネズエラへの圧力やカリブ海での麻薬阻止活動の一環であり、第2次トランプ政権による中南米積極関与政策の表れだ。

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