トップ国際中南米リオのカーニバル 週末にかけ最高潮 大統領称えるパレードに反発も

リオのカーニバル 週末にかけ最高潮 大統領称えるパレードに反発も

13日、リオデジャネイロ市宮殿前でカーニバルの王様「モモ王」(前列右)に市の鍵を手渡すパエス市長(前列左)=Alexandre Maciera/Riotur(リオ市観光局)
13日、リオデジャネイロ市宮殿前でカーニバルの王様「モモ王」(前列右)に市の鍵を手渡すパエス市長(前列左)=Alexandre Maciera/Riotur(リオ市観光局)

 【サンパウロ綾村悟】世界最大の祭典とされるブラジル・リオデジャネイロの「リオのカーニバル」が13日開幕し、週末にかけて最高潮を迎える。

 市庁舎前で行われた開幕式では、パエス市長からカーニバルの王様「モモ王」に市の鍵が手渡された。15日夜(日本時間16日昼)にトップクラスのサンバチームによるパレードで盛り上がりはピークに達する。

 一方、市街地では「ブロッコ」と呼ばれる路上パーティーに100万人以上が繰り出し、街全体が巨大なサンバ会場と化している。

 リオ市観光局によると、期間中、国内外から約100万人の観光客が見込まれている。市内のホテル稼働率はすでに90%を超え、祭典がもたらす経済効果も膨大なものだ。

 一方で、15日にメイン会場を訪れる予定のルラ大統領をたたえるパレードが物議を醸している。サンバチーム「アカデミコス・デ・ニテロイ」が、ルラ氏の貧困から大統領へと上り詰めた人生を描いたテーマでパレードを行う。

 ブラジルでは今年10月に大統領選挙が行われる。野党側は、ルラ氏のイメージアップに公金が投入され、「事実上の事前運動」と反発、パレードの中止を求めている。

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