
【サンパウロ綾村悟】世界最大の祭典とされるブラジル・リオデジャネイロの「リオのカーニバル」が13日開幕し、週末にかけて最高潮を迎える。
市庁舎前で行われた開幕式では、パエス市長からカーニバルの王様「モモ王」に市の鍵が手渡された。15日夜(日本時間16日昼)にトップクラスのサンバチームによるパレードで盛り上がりはピークに達する。
一方、市街地では「ブロッコ」と呼ばれる路上パーティーに100万人以上が繰り出し、街全体が巨大なサンバ会場と化している。
リオ市観光局によると、期間中、国内外から約100万人の観光客が見込まれている。市内のホテル稼働率はすでに90%を超え、祭典がもたらす経済効果も膨大なものだ。
一方で、15日にメイン会場を訪れる予定のルラ大統領をたたえるパレードが物議を醸している。サンバチーム「アカデミコス・デ・ニテロイ」が、ルラ氏の貧困から大統領へと上り詰めた人生を描いたテーマでパレードを行う。
ブラジルでは今年10月に大統領選挙が行われる。野党側は、ルラ氏のイメージアップに公金が投入され、「事実上の事前運動」と反発、パレードの中止を求めている。






