トップ国際中南米サッカー場で銃乱射、11人死亡―メキシコ

サッカー場で銃乱射、11人死亡―メキシコ

 【サンパウロ綾村悟】メキシコ中部グアナフアト州で25日、アマチュアサッカー場に武装集団が襲撃し、銃を乱射した。地元当局によると、この襲撃で選手や観客ら11人が死亡、子どもを含む12人が負傷した。犯行グループは逃走中で、国家警備隊が捜索している。

 目撃者の証言では、試合終了直後、複数の車両で武装集団が現場に到着。車から降りるなり、歓談中だった人々に向けて無差別に発砲した。メキシコメディアは、血痕の付いた衣類や飲み物の空き缶の散乱など、凄惨(せいさん)な状況を報じている。

 事件の背景には、同州を拠点とする「サンタ・ロサ・デ・リマ・カルテル(CSRL)」、国内最大勢力の「ハリスコ・新世代カルテル(CJNG)」という両犯罪組織の激しい縄張り争いがあるとみられる。

 近年のメキシコでは、シェインバウム政権が「殺人件数の減少」に取り組む一方、特定の地域では反対に暴力が深刻化している。特にグアナフアト州は国内最悪の殺人率を記録し続け、葬儀やパーティーなど市民の集まる場が標的となるケースも少なくない。

 メキシコは、2026年サッカーFIFAワールドカップの共同開催国。6月の開催を控える中で、国際社会からは治安への懸念が高まっている。

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