【サンパウロ綾村悟】コロンビア最大の左派ゲリラ組織・民族解放軍(ELN)は12日、軍事訓練を行うとして、影響力を持つ地域の住民に期間中の外出を自粛するように求める声明を出した。外出自粛は14日早朝からの72時間とされている。
訓練の背景には、米トランプ政権への警戒感がある。トランプ大統領は、麻薬取引に関与する国家や勢力に対して軍事的措置を排除しない姿勢を示した。ELNは、この発言を「介入の脅威」として防衛の必要性を強調している。ELNはコロンビア国内の農村部を中心に影響力を維持しており、数万人規模の住民が影響を受ける可能性がある。
一方、コロンビア政府は、テロ組織が住民の行動を制限する行為は正当化できないと批判、国軍など治安部隊による警戒と対応を強化すると表明している。






