【サンパウロ綾村悟】「ブラジルのトランプ」ことジャイル・ボルソナロ前大統領の長男フラビオ上院議員(44)が5日、来年10月に実施されるブラジル大統領選挙に出馬することを表明した。
フラビオ氏は、SNSで「国民のために進めてきた父の改革路線を引き継ぐ」と述べ、父親の保守路線を引き継ぐ決意を明確にした。
前大統領は、クーデター未遂に関与した罪などで27年3月の実刑判決を受けて収監されており出馬できない。そのため、5日、自身の後継候補としてフラビオ氏を指名した。
フラビオ氏の政治歴は長く、リオデジャネイロ州議会議員を4期16年にわたって務めた後、2018年の選挙でリオデジャネイロ州から連邦上院議員に「同州史上最多得票」で選出された。次回の上院議員選挙でも、当選は間違いないとされてきた。
公安、犯罪対策、保守的価値観の擁護などを活動の中心としてきた経緯があり、選挙戦を通じて父親が進めてきた保守的な社会運動の継続や父親に対する裁判の違法性、司法の暴走などを訴えていくものとみられる。






