トップ国際中南米チリ、学校で「スマホ禁止」 議会で法案通過

チリ、学校で「スマホ禁止」 議会で法案通過

 【サンパウロ綾村悟】南米チリ議会は3日、学校における授業中のスマートフォン等の使用を禁止する法案を可決した。対象は公立・私立を問わず、全国の小学校および中学校。授業時間中の使用を原則禁止とし、「緊急時や教育目的で必要な場合のみ例外」とする。ボリッチ大統領の承認を得て来年3月から施行される。
 この措置は、保護者や教員からの強い要望を受けたもの。スマホが学習の妨げになるだけでなく、生徒の精神面や社会性にも悪影響を及ぼすとする懸念があった。カタルド教育相は、「子供たちがお互いの顔を見て話す機会を取り戻してほしい」と呼び掛けた。

 法案に向けた動きとして、今年9月から首都サンティアゴの一部の学校では、生徒のスマホ利用を制限する取り組みが行われていた。生徒は休み時間にスポーツや読書、友人との会話を楽しむようになり、「デジタルデトックス(電子機器絶ち)」として好評を博した。

 学校でのスマホ・端末規制は、南米ではブラジルで今年に入って導入された。フランスやオランダ、ハンガリーなど世界各地でも採用が進んでいる。

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