トップ国際中南米右派候補がリード―ホンジュラス大統領選 トランプ氏が支持、親台湾を志向

右派候補がリード―ホンジュラス大統領選 トランプ氏が支持、親台湾を志向

 【サンパウロ綾村悟】中米ホンジュラスでカストロ大統領の任期満了に伴う大統領選が実施され、開票途中、トランプ米大統領が支持する右派・国民党のナスリ・アスフラ前テグシガルパ市長(67)が首位に立っている。アスフラ氏は、カストロ政権が断交した台湾との国交回復を示唆している。

 同国選管が1日未明に発表した速報では、開票率44%でアスフラ氏が得票率約40%でリード、中道・自由党のサルバドル・ナスララ候補が約39%と僅差(きんさ)で続いている。一方、カストロ氏の後継で与党・自由復興党のリキシ・モンガダ候補は19%と後退、当選は厳しい状況。

 選挙の争点は、麻薬犯罪組織の横行による治安と貧困、また現政権で断交された台湾との国交回復だ。カストロ政権は2023年に中国と国交を結び、経済圏構想「一帯一路」にも参加、中国からの巨額投融資、インフラ整備を有権者に約束した。

 しかし実際は大規模投資など実現せず、「親中路線の失敗」と国民は不満を高めている。

 トランプ米大統領は右派アスフラ氏への支持を表明しており、同氏の当選に伴い、麻薬密売対策などで潤沢に資金供与すると言明する。中道のナスララ氏も、カストロ氏の中国国交を批判、自由主義陣営との協調のためにも台湾との関係構築を主張している。

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