トップ国際中南米集中豪雨で44人死亡-メキシコ 10万人以上が避難生活

集中豪雨で44人死亡-メキシコ 10万人以上が避難生活

 【サンパウロ綾村悟】メキシコ政府は12日、ハリケーン・プリシラと熱帯低気圧レイモンドによる集中豪雨がもたらした河川氾濫や土砂崩れにより、メキシコ中部などでこれまでに死者44人が確認されたと発表した。また、行方不明者が数十人、負傷者数百人に加えて、10万人以上が避難生活を余儀なくされているという。

 現地当局によると、豪雨被害はメキシコ中部・東部の5州で発生、1万6000戸以上の住宅損壊も確認され、被害総額は数億㌦に上るとみられている。

 シェインバウム大統領は12日、SNSを通じて「誰も見捨てない」と表明、国軍6700人以上を動員して、ボートやヘリコプターなどにより救援活動や水や食料品などの物資配布を行っている。道路などインフラの全面復旧には少なくとも数カ月を要するものとみられ、メキシコ政府は国際支援も呼び掛けている。

 今回の災害では、ハリケーン・プリシラがメキシコの西海岸で勢力を弱めた後、低気圧が内陸部に豪雨をもたらし、レイモンドも同様に大雨を降らせたため、広範囲で洪水が発生した。当局は、気候変動の影響でこうした極端な気象現象が増加していると指摘している。

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