【サンパウロ綾村悟】ボルソナロ前大統領(70)の弁護団は23日、ブラジル最高裁がボルソナロ氏に課している自宅軟禁の解除を求めた。
ボルソナロ氏は、11日に国家未遂転覆などの罪で27年3月の実刑判決を受けて、現在は控訴中。同氏の側近や軍関係者に対する捜査が今も続いており、最高裁はこれらの捜査への影響を鑑みて自宅軟禁を課しているものとみられる。
ボルソナロ氏は高齢で持病があることに加えて、最近の検査で皮膚がんの可能性が指摘されており、弁護団は「人道的な配慮」を求めている。
最高裁の判断が注目されるが、全面的な自宅軟禁解除はルラ政権の支持層などから強い反発を受けると予想されるため、条件付きの解除が決定されるとみる向きもある。






