トップ国際中南米右派2候補が決選投票進出-ボリビア大統領選 左派は不振、政権交代へ

右派2候補が決選投票進出-ボリビア大統領選 左派は不振、政権交代へ

【サンパウロ綾村悟】南米ボリビアで17日、反米左派アルセ大統領の任期満了に伴う大統領選挙の投開票が行われた。選挙裁判所が17日夜に発表した開票結果によると、中道右派でキリスト教民主党のロドリゴ・パス上院議員(57)が得票率32.1%で首位、2位に右派で自由連合から出馬したホルヘ・キロガ元大統領(65)が26.9%で続いている。いずれも過半数を獲得できず、決着は上位2人による10月19日の決選投票に持ち越された。

左派の与党「社会主義運動(MAS)」は、アルセ大統領とモラレス元大統領が引き起こした党内分裂などで支持基盤が崩壊、公認候補のエドゥアルド・デルカスティジョ氏の得票はわずか3.16%にとどまった。他の左派系候補も1桁台だった。

現在、ボリビアは天然ガスの輸出不振による経済停滞や20%以上の高インフレで有権者の不満が高まっており、20年近く続いた左派政権からの変化を求める声が高まっていた。

アルセ大統領が左派の団結を訴え、モラレス元大統領が保守派に票が流れないよう投票ボイコットを求め、左派候補へのてこ入れを行ったが有権者の理解は得られなかった。

パス、キロガ両候補とも、対米関係の改善とベネズエラやキューバなど反米左派政権と距離を置くことを政策に掲げている。

パス氏は、国際的な協調路線や穏健な経済政策、投資促進による経済改革を目指す。キロガ氏は、燃料補助金削減などの財政改革を主張、経済自由化や国際通貨基金(IMF)との連携を目指し、経済界からの支持を集めている。

spot_img

人気記事

新着記事

TOP記事(全期間)

Google Translate »