【サンパウロ綾村悟】南米ボリビアで17日、反米左派アルセ大統領の任期満了に伴う大統領選挙が行われる。最新の世論調査では対米関係の改善を求める右派候補2人がリードしており、約20年続いた反米左派政権は終わりそうだ。大統領選挙と同時に上下院選挙も実施される。
ボリビアのエル・デベル紙が14日に発表した最新の世論調査によると、右派のホルヘ・キロガ元大統領(65)が支持率24・4%獲得、実業家の中道右派サミュエル・メディナ候補(66)が23・6%のほぼ同率で並んでおり、この2人による10月実施の決選投票入りの可能性が高い。
左派を代表する上院議員のアンドロニコ・ロドリゲス候補(36)は、与党の社会主義運動(MAS)から分派した人民同盟(AP)から出馬、コカ栽培農家から強い支持を受けるが、世論調査の支持率は8・4%と5位に留(とど)まっている。3位以下の候補は全て1桁台。
与党のMASは、アルセ大統領とモラレス元大統領の対立や、天然ガス輸出の不振による経済停滞、高インフレなどによって支持基盤が崩壊している。






