【サンパウロ綾村悟】サンパウロやリオデジャネイロなどブラジルの13カ都市で3日、クーデター未遂事件への関与などで最高裁で裁判を受けているボルソナロ前大統領を支援する集会が行われた。
サンパウロの集会は、ブラジル有数の福音派牧師(ペンテコステ派)でもあるシラス・マラファイア氏が主催、市内の目抜き通りに数万人の支持者が集まり、ボルソナロ氏への恩赦や最高裁のモラエス判事に対する弾劾などを訴えた。
政治的活動への参加が禁止されているボルソナロ氏は参加できなかった。
「ポスト・ボルソナロ」として期待されている若手政治家のホープ、ニコラス・フェレイラ下院議員(29)も登壇、労働党政権を激しく批判した。
フェレイラ氏は、22年の下院議員選挙で全国最多得票で当選を果たした。家族制度の大切さや労働党政権によるLGBTQ政策への不満、学校からの性教育排除などを訴え、カトリック教徒だが福音派から強い支持を得ている。
ボルソナロ氏の支持集会は、以前であればサンパウロだけで数十万人を集めることができたが、ボルソナロ氏の政治活動制限に加え、動員の原動力となってきた保守系SNSの凍結、資金の凍結などにより縮小傾向が続いている。






