トップ国際中南米ルラ大統領の支持が不支持上回る―ブラジル、トランプ関税影響か

ルラ大統領の支持が不支持上回る―ブラジル、トランプ関税影響か

【サンパウロ綾村悟】アトラスインテルとブルームバーグによる最新の世論調査が31日に発表され、ブラジルのルラ大統領の支持率が今年に入って初めて不支持率を上回ったことが明らかになった。トランプ米大統領がブラジルに課した50%の関税がブラジルの有権者から反発を受けており、政権支持につながった。調査は7月25日から28日まで全国の有権者7334人を対象に行われ、支持率は50・2%、不支持率が49・7%となった。

ルラ氏は、トランプ氏がブラジルに課した50%の相互関税に対して「主権侵害」などと強く反発しており、世界貿易機関(WTO)への提訴も含めた姿勢が有権者の支持を集めている。

一方、ルラ氏は31日、首都ブラジリアの大統領宮殿にバローゾ最高裁長官を含む最高裁判事6人を招いて夕食会を開催した。

米政府は30日、ボルソナロ前ブラジル大統領の裁判を担当しているモラエス判事に対して資産凍結などの制裁を科しており、夕食会は司法府に対する支持と司法の独立権を内外に示すものだった。ただし、最高裁判事11人のうち5人は夕食会を欠席、ルラ政権の対応に関して、距離を置こうとする判事の存在も明らかになっている。

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