
【サンパウロ綾村悟】南米ブラジルを公式訪問中の秋篠宮家の次女佳子殿下は11日、首都ブラジリアでルラ大統領を表敬訪問された。
振り袖姿の佳子さまは、和やかな雰囲気の中でルラ氏と握手を交わし、笑顔で記念撮影に応じられた。
ルラ氏は、X(旧ツイッター)に「外交樹立130周年の節目に佳子さまをブラジルにお迎えすることができることは光栄」と投稿し、佳子さまと握手を交わす写真を掲載した。
ブラジル連邦議会では同日、日本とブラジルの外交関係樹立130周年を記念する式典が下院議場で行われた。佳子さまは「日本からの移住者を温かく迎えてくださった」と謝意を述べられた上で、「日本とブラジルの人々がこれからも交流を進め、寄り添い合う未来を思い描いております。大切な友人、アミーゴとして」と語られた。
日本とブラジルの外交関係は、1895年(明治28年)11月5日にフランスのパリで調印された「日伯修好通商航海条約」によって正式に樹立された。