トップ国際中南米入院中のボルソナロ前大統領の症状が悪化 ブラジル

入院中のボルソナロ前大統領の症状が悪化 ブラジル

ブラジルのボルソナロ大統領(当時)=2022年11月1日、ブラジリア(AFP時事)

【サンパウロ綾村悟】首都ブラジリアの病院に入院しているボルソナロ前大統領の健康状態が悪化していることが分かった。医師団が24日明らかにした。

ボルソナロ氏は今月11日、ブラジル北東部でのイベント中に腹部の痛みを訴えて病院に運ばれ、ブラジリアの病院に搬送された後、13日に12時間に及ぶ手術を受けていた。

ボルソナロ氏は、2018年の大統領選挙中に暴漢に腹部を刺された。その後、小腸の合併症を何度も繰り返している。同氏は現在、集中治療室(ICU)で治療を受けているが、医師団は新たな検査を受ける必要があると説明、予定より退院が遅れる可能性がある。ボルソナロ氏は現在、22年の大統領選挙後にルラ大統領らを暗殺しようとした企てに関与していたとして、最高裁で裁判にかけられている。

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