トップ国際中南米メキシコ大統領、関税回避を楽観

メキシコ大統領、関税回避を楽観

【サンパウロ綾村悟】メキシコのシェインバウム大統領は29日、米国がメキシコに対して2月1日に発動すると警告している25%の関税導入を避けられるとの見通しを発表した。トランプ米大統領は、メキシコが不法移民問題や合成麻薬「フェンタニル」の密輸に対して十分な対応を行っていないとして、25%の関税を課すと警告してきた。

シェインバウム氏は、同国外務省が米国側と対話を続けていると説明。ただ、実際に関税が発動された場合は、メキシコも報復関税を導入する用意があるとしている。

一方、シェインバウム氏は、米グーグルが地図アプリの「グーグルマップ」で、米国内ユーザー向けに「メキシコ湾」の表示を「アメリカ湾」に変更すると発表したことを受け、同社に抗議の書簡を送る方針も明らかにした。

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