【サンパウロ綾村悟】ブラジル・リオデジャネイロのホテル協会は12月31日、大晦日(おおみそか)の市内ホテル稼働率が96%以上を記録していると公表した。
リオデジャネイロでは、世界的な観光地として知られるコパカバーナビーチなどで大晦日恒例の盛大な打ち上げ花火や有名歌手を招いたイベントが催されており、国内外から新年を祝うために多くの観光客が訪れる。
ブラジル観光公社によると、ブラジル全体でもコロナ禍後のインバウンド観光が順調に回復。今年の夏(1~3月)は、記録的な外国人観光客の訪問増が予想されている。
昨年1年間でブラジルを訪問した外国人観光客は、最高の650万人だったが、今年は1~3月だけで昨年全体の半数を超える外国人観光客が予想されている。リオデジャネイロ市だけで、今後3カ月間に過去最高の99万人が海外から観光に訪れる見通しだ。