【サンパウロ綾村悟】ブラジルの世論調査会社ダッタフォーリャは17日、12月に任期(4年)の半分を終えるルラ大統領の不支持率が、過去最低の34%を記録し、支持率35%と拮抗すると発表した。調査は12月12日と13日、全国113都市で2002人の有権者を対象に行われた、誤差は2%。
同社によると2023年1月の就任時、支持率は50%だったが、任期が進むにつれ低下、今回の支持率35%は過去最低だ。昨年同期の支持率は38%で、不支持率が30%だった。
この間、特に不支持率の上昇が目立ち、大統領の福祉や治安対策などに不満を抱く有権者が増えているという。