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南米各国 保守政治家が相次ぎ祝意

【サンパウロ綾村悟】トランプ前大統領が6日未明に米大統領選の勝利宣言を行ったことを受け、南米の保守系政治家が相次いで祝意を送っている。

「ブラジルのトランプ」と呼ばれ、トランプ氏と家族ぐるみの親交もあるボルソナロ前大統領は、ソーシャルメディアを通じて「2020年の酷い選挙、司法による不当な偏見を乗り越え、本当の戦士(トランプ氏)が再起する姿を目の当たりにした」と祝意を伝えた。

歯に衣着せぬ発言で知られるボルソナロ氏だが、小さな政府、自由貿易、中国への警戒、キリスト教福音派からの支援など、トランプ氏と通ずる。

大統領在任時の権力濫用の罪で2030年まで公職禁止を命じられているが、トランプ氏当選を受け、再来年の次期ブラジル大統領選への出馬を、法定闘争や世論の支援を通じて目指す可能性が出てきた。

南米きっての保守派首脳として知られるアルゼンチンのミレイ大統領は「素晴らしい勝利をおめでとう。米国を再び偉大にする為、アルゼンチンを頼ってほしい」と表明、トランプ氏支持を明らかにした。

トランプ氏当選を受け、中米エルサルバドルの右派ブケレ大統領含め、中南米の保守派が再び勢いづく機会になりそうだ。

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