Home国際中南米アルゼンチン、キューバ政策で対立、外相解任

アルゼンチン、キューバ政策で対立、外相解任

【サンパウロ綾村悟】アルゼンチンのモンディノ外相が30日、辞表を提出した。後任には、ヘラルド・ウェルテイン駐米大使が就任する予定。

親米派として知られるミレイ大統領は、米国によるキューバ制裁に賛成しているが、モンディノ外相は同日、国連総会で米国による対キューバ禁輸措置の終結を求める決議案に賛成票を投じていた。外相の辞任は事実上の更迭とみられている。

国連総会の対キューバ決議では、米国とイスラエルだけが禁輸措置の終結に反対、他の187カ国は賛成票を投じていた。決議に拘束力はない。

「アルゼンチンのトランプ」とも呼ばれるミレイ氏は、ブラジルのボルソナロ前大統領と並び、南米を代表する保守政治家の一人。ミレイ氏は、外相交代に際して「アルゼンチンはあらゆる独裁政権に反対する」と発言した。

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