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Xがサービス再開に向けて譲歩―ブラジル

【サンパウロ綾村悟】X(旧ツイッター)は1日、ブラジルでのサービス再開に向けて、最高裁判所が支払いを求めている2860万レアル(約7億4千万円)の罰金をすべて支払う用意があると法定代理人を通じて明らかにした。

X側が罰金を支払う姿勢を明確にしたことにより、最高裁命令で凍結されていたXとスターリンク社の銀行口座も復活する見通しだという。Xとスターリンク社は、共に米起業家のイーロン・マスク氏がオーナーとなっている。

X側は、最高裁のモラエス判事がフェイクニュース対策として求めてきた、ボルソナロ前大統領を支持する一部Xユーザーのアカウント停止措置などにも対応しており、近日中にもXのサービスが再開される可能性が高いという。

Xを巡っては、フェイクニュース対策を重視するモラエス判事に対し、マスク氏が「言論の自由」などを盾に反発していたが、モラエス氏がXのサービス停止を命令したことから、8月31日からブラジル国内ではXが閲覧できない状況が続いている。

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