【サンパウロ綾村悟】南米ベネズエラの野党連合関係者は11日、7月28日に実施された大統領選挙の結果見直しなどを求めるデモを8月17日に国内外で一斉に行うと宣言、ソーシャルネットワークなどを通じて支持者らに参加を呼び掛けた。
ベネズエラの大統領選では、選挙前の世論調査で劣勢だった反米左派の現職マドゥロ大統領が過半数を獲得したと選管が発表、マドゥロ氏が勝利を宣言した。しかし、野党陣営は独自に集計票のコピーなどを集め、野党候補のゴンサレス氏が圧倒的な得票差で勝利していたと主張している。
反大統領派から圧倒的な支持を集める野党指導者のマチャド氏は11日、Ⅹ(旧ツイッター)への投稿で、「われわれの勝利と真実を、世界から支持してもらえるよう共に声をあげよう」と強調した。大統領選に関しては、米国やブラジル、国連などが集計表の早期公開を求めているが、ベネズエラ政府と選管当局は、これまで開票データを一切公開していない。
こうした中、ベネズエラでは、先月29日から大統領選の見直しやマドゥロ大統領の退陣を求めるデモが続いている。大統領側はデモや反大統領派に対して強権を発動、これまでにデモ参加者2000人以上と、野党連合の選挙対策責任者らが当局によって拘束されている。





