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ニューカッスル病で家禽類の輸出停止 ブラジル

【サンパウロ綾村悟】ブラジル農務省は22日、同国南部のリオグランデドスル州の養鶏場でニューカッスル病の感染を確認し、全ての家禽(かきん)類について輸出停止措置を取ると明らかにした。ブラジルは鶏肉の輸出で世界1位であり、輸出停止により日本を含む44カ国が影響を受ける。

輸出停止の範囲は、輸出相手国との契約で異なる。中国やアルゼンチンなどは、ブラジル全土からの輸出が停止されるが、日本や韓国などは、感染場所から50㌔内の家禽類とその加工品が対象となる。

リオグランデドスル州は、ブラジル有数の鶏肉と卵の生産地として知られ、今年前半だけで35万㌧以上の鶏肉を海外に輸出している。

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