トップ国際中南米上院がミレイ大統領の経済改革案を否決 アルゼンチン

上院がミレイ大統領の経済改革案を否決 アルゼンチン

【サンパウロ綾村悟】南米アルゼンチンの上院議会は14日、右派ミレイ大統領が国会に提出していた大規模な緊急経済改革案を反対多数で否決した。賛成25、反対42、棄権4だった。

昨年12月に就任したミレイ氏は、リバタリアン(自由至上主義者)の経済学者としても知られる。就任後は通貨ペソの大幅な切り下げに始まり、公共事業の入札停止、省庁のスリム化、国営企業の民営化など、インフレの抑制と財政の引き締めに向け大胆な政策を次々と打ち出していた。

改革案は、300以上の項目から成る大規模なもの。法案は下院に回されるが、ミレイ氏が所属する右派の政党連合「自由前進(LLA)」は上下院共に少数与党にすぎず、左派の最大野党・正義党(ペロン党)などの抵抗で廃案に追い込まれる可能性が高い。

今後もミレイ氏は、経済改革などを進める上で今回のような「議会の壁」に突き当たることが想定される。

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