出馬の意思は変わらず 野党候補が明言 ベネズエラ大統領選 

【サンパウロ綾村悟】今年後半のベネズエラ大統領選に野党統一候補として出馬を予定しているマリア・コリナ・マチャド氏(56)は29日、記者会見を開き、代替候補を立てるつもりはなく、立候補に向けた活動を続けると明言した。

反米左派マドゥロ政権は昨年6月、マチャド氏が米国による経済制裁に関与し、国家財産に損害を与えたとして、15年間の公職追放処分を科す判断を下していた。最高裁は26日、この判断を支持し、マチャド氏の大統領選出馬を事実上禁止した。マチャド氏は、最高裁の判決を「司法による犯罪だ」と批判、「(最高裁の判決に従い)代替候補を立てることはない、私たちはこの国を変える必要がある」などと主張した。

一方、米バイデン政権は29日、マチャド氏に対する立候補禁止が、対ベネズエラ制裁緩和の条件に違反していると判断、米企業にベネズエラの国営採掘企業との取引を2月13日までに停止するように求めた。米政府は、昨年10月にバルバドスで行われたベネズエラ与野党による協議の際、対ベネズエラ制裁緩和の条件として、野党候補に対する出馬制限を行わないことなどを求めていた。

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