トップ国際中南米ベネズエラとガイアナ、首脳会談へ「エセキボ地域」の領有権巡り

ベネズエラとガイアナ、首脳会談へ「エセキボ地域」の領有権巡り

【サンパウロ綾村悟】「エセキボ地域(ガイアナ)」の領有権を主張するベネズエラの反米左派マドゥロ大統領とガイアナのアリ大統領が、14日にカリブ海のセントビンセント・グレナディーンで首脳会談を行うことが決まった。両政府関係者が明らかにした。

近年になって大規模な海底油田が次々と発見されているエセキボ地域では、米石油大手エクソンモービルなどの外資が次々に参入し、人口約80万人のガイアナを世界有数の産油国へと引き上げようとしている。

一方、ベネズエラは、1世紀以上にわたってエセキボ地域の領有権を主張してきたが、特に2015年に同地域の沿岸で油田が発見された後、関心を強めていた。

ベネズエラは、今月3日の国民投票で領有権の主張が賛成多数で可決され、エセキボ地域をベネズエラの新たな州として併合することを発表するなど、領有に向けた動きが活発になっている。

14日の首脳会談には、ブラジルのルラ大統領がオブザーバーとして招待されている。ルラ氏は、ベネズエラによるエゼキボ地域の領有とガイアナ国境付近での国軍増強などが「地域の平和を揺るがしかねない」と主張し、ベネズエラとガイアナ両国の首脳による直接対話を仲介する考えを表明していた。

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