15日に大統領選挙の決選投票ー南米エクアドル、治安対策が大きな焦点に

【サンパウロ綾村悟】南米エクアドルで15日、大統領選挙の決選投票が行われる。コレア元大統領派の左派候補ルイサ・ゴンザレス元議員(45)と、バナナ王の長男として知られる右派ダニエル・ノボア元議員(35)による一騎打ち。

今回の大統領選挙は、汚職疑惑を受けた現職のラソ大統領が、弾劾手続きを回避するために大統領選挙の前倒しを決めたことによるもの。

10日に発表された最新の世論調査では、ゴンザレス候補への支持率45・2%に対して、ノボア候補は44%と大接戦になっている。他の世論調査では、ノボア氏に有利な数字も出ており、どちらが勝ってもおかしくない状況だ。

低所得者向け支援などを打ち出すゴンザレス氏は、反米左派コレア元大統領の支持を受けて戦うが、コレア氏は汚職で実刑判決を受けており、国民からの反発も根強い。

ノボア氏は、実業家として知られており、父親のアルバロ・ノボア氏は大統領選挙にも出馬したことがあるエクアドルの「バナナ王」だ。政治経験も浅く、当初は泡沫候補とみられていたが第1次投票で24%を獲得して2位につけた。新規事業の活性化による雇用創出などを訴えている。

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