【サンパウロ綾村悟】ブラジル南部を襲った暴風雨(熱帯低気圧)により、5日までに21人以上が死亡、6000人近くが洪水などで避難する事態となっている。
被害のほとんどが集中した南部リオグランデドスル州では、4日以降の24時間で300㍉以上の降雨量を記録した。同州知事のレドアルド・レイテ知事は、洪水や地滑りによる被害は過去最悪と発表、救助活動や避難民への支援を約束した。
ルラ大統領も5日、犠牲者への哀悼の意を表するとともに、連邦政府による被災地支援を行うと約束した。
報道によると、リオグランデドスル州では60近い自治体が暴風雨による被害を受けたが、その中でも人口5000人のムチュム町では、町の80%以上が水没し、15人の犠牲者が出た。同州当局者は、行方不明者の捜索活動が進むに伴い、犠牲者数がさらに増える可能性が高いとみている。






