【サンパウロ綾村悟】南アフリカで開催中の新興5カ国(BRICS)首脳会議に参加しているブラジルのルラ大統領は22日、ブラジル、インド、南アなどBRICS構成国は、国連安全保障理事会の常任理事国入りを認められるべきだとの持論を述べた。政府系ブラジル通信が報じた。
ルラ氏は、SNSの生中継で国連改革やBRICS拡大案などに言及、国連改革に関しては、現在の安保理は機能していないと主張、ブラジルやインドを常任理事国入りさせるために中国やロシアを説得する必要があると述べた。
一方、現在5カ国で構成されているBRICSに、アルゼンチンやインドネシアなどの新規加盟国を加えることを検討すべきだと主張した。