大統領候補、選挙運動中に暗殺―エクアドル 汚職や組織犯罪に反対

9日、キトで開かれた集会で演説するエクアドル大統領候補フェルナンド・ビジャビセンシオ氏。直後に殺害された。(EPA時事)

【サンパウロ綾村悟】南米エクアドルの首都キト北部で9日、大統領候補のフェルナンド・ビジャビセンシオ元議員(59)が選挙運動中に射殺される事件が発生した。容疑者は、現場にいた警備関係者との銃撃戦で死亡した。銃撃戦で警察官を含む9人が負傷した。

ラソ大統領は、X(旧ツイッター)を通じて、「選挙妨害を目的としたテロ行為だ」と非難する声明を発表し、3日間の服喪とエクアドル全土に60日間の非常事態宣言を発令した。今月20日に予定されている大統領選挙は予定通り実施される。

ビジャビセンシオ氏は、過去に国営石油公社の汚職を告発したことがある。また、同国では麻薬組織による凶悪犯罪が増加しており、ビジャビセンシオ氏は、汚職の撲滅や組織犯罪対策を公約の一つにしていた。

陣営関係者によると、同氏は選挙期間中に脅迫を受けて当局に報告をしていたという。

最新の世論調査では、ビジャビセンシオ氏の支持率は5位の7・5%で当選圏内にはいなかった。

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