【サンパウロ綾村悟】ブラジルのルラ大統領は26日、2025年の国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)の開催地に、アマゾン熱帯雨林に接する北東部パラ州の州都ベレンが選ばれたと発表した。COPのブラジル開催は初。
ルラ氏は、ツイッターへの投稿で「これまでのCOPでは、全ての参加者がアマゾンのことを話題にしていた。ブラジル開催を機会に実際のアマゾンを見ていただきたい」などとベレン開催の抱負を語った。
ベレンは、ブラジル北東部の最大都市(人口約150万人)。アマゾン地方の集散地として栄えており、アマゾン地域と大西洋、内陸地を結ぶ港湾都市として知られる。