アマゾン熱帯雨林の消失が拡大―ブラジル

【サンパウロ綾村悟】ブラジル国立宇宙研究所は7日、3月のアマゾン熱帯雨林の消失量が、前年比で14%拡大したと発表した。1月~3月の3カ月間では11%縮小した。

3月の熱帯雨林の消失量は356平方㌔、1月~3月までの3カ月間では845平方㌔だった。今年に入り、東京23区の面積を超える森林資源が失われた。ルラ大統領は、アマゾン熱帯雨林保護を公約の一つとして強調してきたが、広大なアマゾン熱帯雨林の監視・保護体制の構築に時間がかかっている。

また、今年8月には、ブラジル北東部のベレンで、アマゾン協力条約機構(ACTO)に加盟する8カ国の首脳会議が開催される。ACTOは、ブラジルやコロンビア、ベネズエラなどアマゾン熱帯雨林に接する南米8カ国が、同熱帯雨林の「持続可能な開発」を目的として結成したもの。

会議には、ルラ大統領の他、ベネズエラの反米左派マドゥロ大統領やマクロン仏大統領(仏領ギアナ代理)、ケリー米大統領特使も参加する予定だという。

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