ルラ氏、世論調査で優勢  大票田でボルソナロ氏攻勢 ブラジル大統領選挙

【サンパウロ綾村悟】ブラジルの世論調査会社IPECが5日に発表した大統領選挙決選投票の最新調査結果によると、左派・労働党のルラ元大統領が支持率51%で、43%の右派・自由党の現職ボルソナロ大統領を8ポイントリードしている。白票などを除いた有効票計算では、ルラ氏の支持率は55%、ボルソナロ氏は45%だった。

ただ、第1回投票では、世論調査会社の多くが7ポイントから最大17ポイント差でルラ氏優勢と発表していたが、実際にはルラ氏の48%に対してボルソナロ氏が43%と迫り、世論調査の正確さと有効性が疑問視されている。

特に、IPEC調査ではルラ氏が17ポイント差でリードし、大手メディアが「ルラ氏が第1回投票で圧勝」と報道する根拠ともなっていた。ボルソナロ陣営からは「世論調査が敗北した選挙」との声も出ている。

ルラ、ボルソナロの両陣営は、30日の決選投票に向けて票固めに奔走している。世論調査で有利に立つルラ陣営は、第1回投票で3位と4位だった候補の支持を取り付けた。

一方、ボルソナロ陣営は、リオデジャネイロ、ミナスジェライス両州知事の支持を獲得し、最大票田のサンパウロ州でも攻勢をかけている。ボルソナロ氏を支持する知事は7人であるのに対し、ルラ氏は5人で、この点ではボルソナロ陣営が有利だ。

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