中南米の最新記事

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欧州4カ国とFTA合意

【サンパウロ綾村悟】南米南部共同市場(メルコスル)は2日、2017年から交渉を続けてきた欧州自由貿易連合(EFTA)との自由貿易協定(FTA)の締結に合意したと発表した。

湿原と高原の保護に「アマゾン基金」活用ーブラジル

【サンパウロ綾村悟】ブラジル政府は、森林火災からパンタナル湿原や中央高原(セラード)の自然環境を守るため、アマゾン熱帯雨林保護に運用中の「アマゾン基金」を活用する方針であることが分かった。フォーリャ紙(電子版)などが1日付で報じた。

首都の9割、ギャングが支配  国の統制崩壊の恐れ―ハイチ

【サンパウロ綾村悟】国連の特別報告官は2日、カリブ海諸国ハイチの情勢を安全保障理事会に報告し、武装ギャングが首都ポルトープランスの9割を支配下に置いており、完全崩壊が現実のものとなりつつあると警告した。

幹線道路に20体の遺体-メキシコ

【サンパウロ綾村悟】メキシコ北西部シナロア州の検察当局は6月30日、州都クリアカンの幹線道路上で、銃創がある20の遺体を発見したと発表した。遺体のうち4体は、頭部がない状態で橋の上に放置されていた。

出生率が過去最低―ブラジル

ブラジル地理統計資料院(IBGE)は先月27日、同国の合計特殊出生率が過去最低の1・55%を記録したと発表した。フォーリャ紙(電子版)などが報じた。

ボルソナロ前大統領支持で集会―ブラジル

 【サンパウロ綾村悟】ブラジル最大の都市サンパウロで29日、クーデターの企てなどで起訴された保守派・ボルソナロ前大統領を支持する集会が開かれ、1万2千人が集まった。

ブラジル最大級の犯罪組織、日本など各国に拠点拡大か

【サンパウロ綾村悟】ブラジル最大級の犯罪組織の一つ「州都第一コマンド(PCC)」が近年、日本を含めた海外にも勢力を伸ばしていることが明らかになった。ブラジルのフォーリャ紙が26日報じた。

メキシコで「いすの権利」法 労働者に座る権利

労働者が勤務中に背もたれ付きのいすに座る権利を保障する新しい労働法、通称「いすの権利法」がこのほど、メキシコで施行された。業務のない時間に座ることができる環境の整備が、すべての雇用主に義務付けられる。

アルゼンチン経済が大幅改善、GDP前年同期比5・8%増

アルゼンチン政府は23日、今年の第1四半期の国内総生産(GDP)が、前年同期比で5・8%増加したと発表した。2四半期連続の前年比プラスとなり、経済の回復ぶりが示された。

南米2大国で元首脳の裁判 アルゼンチン 左派元大統領に懲役6年

南米の2大国ブラジルとアルゼンチンで、元首脳の疑惑を問う裁判が相次いでいる。アルゼンチンでは、汚職の罪でクリスティナ・フェルナンデス元大統領(72)の実刑が確定。ブラジルでは、右派の大物ボルソナロ前大統領に対するクーデター計画関与疑惑での裁判が始まったばかりだ。

ニカラグア反体制派、亡命先で暗殺か 隣国コスタリカで銃撃

中米コスタリカの首都サンホセで19日、隣国ニカラグアの反体制派男性が何者かによって射殺される事件が発生した。殺害されたのは、中米ニカラグアでオルテガ大統領による強権政治を厳しく批判していた退役軍人のロベルト・サムカム氏。2018年にコスタリカに亡命し、サンホセ市内に住んでいた。

フェルナンデス元大統領を汚職罪で自宅軟禁 アルゼンチン

南米アルゼンチンの裁判所は17日、汚職罪で禁錮6年の有罪判決を受けたクリスティナ・フェルナンデス元大統領(72)に対して、高齢などを理由に自宅軟禁を認める決定を下した。

アマゾン川河口の原油鉱区などで入札 ブラジル

ブラジルの国家石油・天然ガス・バイオ燃料監督庁(ANP)は17日、フォスド・アマゾナス海底盆地にある原油・ガス鉱区19区画の採掘権の入札を行い、約8億4400万レアル(約22億円)で売却された。

南米ペルーで地震、1人死亡

南米ペルーで15日午前11時35分(日本時間16日午前1時35分)、マグニチュード(M)6・1の地震が発生した。これまでに首都リマ市内で男性1人の死亡が確認されている。地震による津波の危険性はない。

佳子殿下、大統領を表敬訪問 ブラジル外交関係樹立130年

南米ブラジルを公式訪問中の秋篠宮家の次女佳子殿下は11日、首都ブラジリアでルラ大統領を表敬訪問された。

連続テロで7人死亡 南米コロンビア

10日、南米コロンビアでは、南西部のバジェデルカウカ県、またカウカ県で20件近くの連続爆弾・銃撃テロが発生し、警察官2人を含む7人が死亡、28人が負傷した。

ボルソナロ前大統領の公判開始 ブラジル クーデター計画疑惑巡り

ブラジルの連邦最高裁判所で9日、ボルソナロ前大統領のクーデター計画疑惑に対する公判が始まった。ボルソナロ被告の側近だったトレス元法相、ネト元国防相ら8人も出廷する。9日から13日までの5日間で被告人質問が行われ、ブラジル全土に中継される。

大統領候補が銃撃され重体 コロンビア

南米コロンビアの首都ボゴタで7日、来年5月の大統領選挙で有力候補とされている右派、ミゲル・ウリベ上院議員(39)が演説中に銃撃され、頭部などに銃弾を浴びて瀕死(ひんし)の重傷を負った。8日未明(日本時間8日午後)の発表では、緊急手術で命は取り留めたものの、予断を許さない状況だという。

ブラジル海軍、三権中枢襲撃で追放処分

ブラジル海軍は5日、首都ブラジリアで発生した三権中枢襲撃事件に参加した51歳のアントニオ・ブラガ・カルダス下士官(すでに退職)を追放処分とすることを発表した。

鉄鋼・アルミニウムの50%関税を批判、米国と交渉へーメキシコ

米トランプ大統領が3日、鉄鋼とアルミニウムの輸入関税を、従来の25%から50%へ倍増させる大統領令に署名した。これを受け、メキシコのエブラルド経済相は「不公平で非効率、かつ持続可能性がない」と批判、「メキシコを関税リストから外すよう交渉する」と言明した。米国の新関税は4日、発効した。

保守派各候補がルラ大統領と拮抗 ブラジル大統領選

ブラジルの世論調査会社クアエスト社が5日、来年10月に予定されている大統領選挙の最新世論調査を発表し、保守派各候補の支持率がルラ大統領と拮抗(きっこう)していることが分かった。ルラ氏は再選(4選目)を目指すべきではないとする有権者が増えていることも明らかになった。

海外からの送金が大幅減少―メキシコ

メキシコ中央銀行が2日、発表した今年4月についてのデータで、海外からメキシコへの送金額が十数年ぶりに最低を記録した。

予算「無駄」との批判も メキシコ 初の司法選挙、関心低く

メキシコ政府は1日、史上初めて国民の直接投票によって最高裁などの判事を選出する「司法選挙」を実施した。国民の関心は低く、投票率はわずか13%。医療、教育、治安の危機が続く中で、70億ペソ(約524億円)以上もの予算を投じた選挙へ批判が高まっている。国民の多くは選挙への理解が不十分なままで、候補者に関する情報も不足していたため、関心が低く、6種類もの投票用紙を用意する複雑さも混乱を招いた。

17年ぶりに喫煙率が上昇 若者の間で顕著 ブラジル

ブラジル保健省は29日、2024年の成人喫煙率が11・6%となり、07年以来17年ぶりに上昇したと発表した。

ブラジル 中国BYDを提訴 工場建設で「奴隷労働」

ブラジル労働検察庁は27日、中国電気自動車(EV)大手の比亜迪(BYD)と工場建設下請け1社について、中国からブラジルに連れてきた労働者を「奴隷のような状態」で働かせ、国際的な人身売買に関与したとして2億5700万レアル(約66億8千万円)の損害賠償などを求め提訴した。

鳥インフルエンザの封じ込めに成功か ブラジル

ブラジルのカルロス・ファヴァロ農業畜産食糧供給大臣が27日、南部リオグランデドスル州モンテネグロ市内の養鶏場で確認された高病原性鳥インフルエンザ感染に関して、封じ込めに成功したとの見解を上院委員会で言明していたことが分かった。政府系ブラジル通信が報じた。

中国に接近するブラジル 「南米横断鉄道」建設を協議へ

近年、南米に対する中国の影響力は目を見張るものがある。米国のトランプ政権が同地域で米国の存在感を強めようとする中、南米の経済大国ブラジルは、親中派のルラ大統領が外交・経済両面で中国とより強固な関係を築こうとしている。「南米大陸横断鉄道」の計画もその一つ。来年10月には大統領選挙が予定されており、保守政権返り咲きの可能性もある。

アマゾン河口沖での海底油田開発案を承認 ブラジル

ブラジル環境・再生可能天然資源院(IBAMA)は19日、石油公社ペトロブラスのアマゾン川河口での海底油田開発計画案を承認した。ブラジルのフォーリャ紙などが報じた。

鳥インフルエンザ、ヒトへの感染は確認されず ブラジル

ブラジル南部リオグランデドスル州の衛生当局は20日、高病原鳥インフルエンザの発生が確認されたモンテネグロ市の商業用養鶏場の関係者に対して行われた検査で、鳥からヒトへの感染は確認されなかったと発表した。

メキシコ市長の側近2人が射殺 メキシコ

【サンパウロ綾村悟】メキシコの首都メキシコ市で20日、市長の秘書と顧問の2人が、武装した犯人グループに銃撃され、死亡した。市長の秘書はヒメナ・グスマンさん、顧問はホセ・ムニョスさん。

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