
【バリ島(インドネシア)本紙取材班】NPO法人「アジア植林友好協会」は8日、インドネシア・バリ島バトゥール山麓で植林祭を開催した。日本からはボランティア8人、現地からは、デンパサールの日本語学校の学生10人をはじめ16の団体、地元の高校生ら300人が参加し、4000本の植樹を行った。
友好協会の宮崎林司理事長は「地球環境が悪くなり、二酸化炭素の問題が騒がれているが、大事なのは木が減っていること」と懸念を表明、植林継続へ意欲を示した。
参加者はおのおの苗木と水を持って、溶岩大地に向かう。「世界一過酷な植林地」だが、植林祭は今回で17回、バリ島の若者に植林の文化が根付いている。