
【シアヌークビル池永達夫】中国支援による大規模な拡張工事が進むカンボジア南西部のリアム海軍基地に、中国海軍の文山号と巴中号のフリゲート艦2隻が寄港していることを11日までに本紙が確認した。
通常の表敬訪問なら、シアヌークビル港を使ってもおかしくないが、カンボジア最大の海軍基地に中国艦船を受け入れたこと自体、対中傾斜の深化ぶりが読み取れる。
今月上旬には、ティア・セイハ副首相兼国防相を含むカンボジア指導者らと中国の軍制服組トップがプノンペンで会談した。
中国人民解放軍はアフリカ東部のジブチに海外基地を設けているが、リアム海軍基地は第2の海外拠点になると指摘されてきた。同基地にあった米国の関連施設を取り壊し、中国が大規模な資材と資金を投入して基地の拡張工事を進めてきた。周囲の経済特区建設なども見る限り、中国は本気でリアム基地を落としにかかっている。
なお先月下旬には、中国海軍のミサイル駆逐艦やフリゲート艦が、ミャンマー最大都市ヤンゴンのティラワ港に寄港している。





