
国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は9日、財務省が開催した国際シンポジウムで講演し、「中東の新たな戦争により、世界は強靭性が試されている」と述べ、世界的なインフレ押し上げ傾向に警告を鳴らした。
ゲオルギエワ専務理事は、「世界の原油価格は昨年12月以来、約50%上昇し、市場心理、経済成長、インフレに影響を与えるなど、エネルギー安全保障は世界的な懸念になっている」と指摘。原油価格が10%上昇し、これが継続した場合、「世界のインフレ率は0・4%上昇する」との見通しを示した。
その上で、新たな世界情勢のもとでの政策立案者に対する助言は、「考えられない事態を想定し、備えることだ」と強調した。






