トップ国際本紙、米韓メディアと協力強化 ワシントン・タイムズ、セゲイルボと覚書 共同取材やコンテンツ開発推進も

本紙、米韓メディアと協力強化 ワシントン・タイムズ、セゲイルボと覚書 共同取材やコンテンツ開発推進も

協力関係を強化するMOUの署名式を行った本紙の早川俊行社長(右)、セゲイルボの李基植社長(中央)、ワシントン・タイムズ財団のマイケル・ジェンキンス会長=3日、ソウル
協力関係を強化するMOUの署名式を行った本紙の早川俊行社長(右)、セゲイルボの李基植社長(中央)、ワシントン・タイムズ財団のマイケル・ジェンキンス会長=3日、ソウル

 世界日報は3日、米紙ワシントン・タイムズ(WT)、韓国紙セゲイルボの3社間で協力関係を強化し、共同プロジェクトなどを推進する了解覚書(MOU)を締結した。同日、韓国・ソウルで本紙の早川俊行社長、WT財団のマイケル・ジェンキンス会長、セゲイルボの李基植社長が署名式を行った。

 3社はそれぞれ姉妹紙の関係にあったが、今後は記事の相互提供や共同取材、デジタルコンテンツの開発などを進めていく。

 また、メディア分野以外でも協力や交流を通じて、新たなビジネスモデルの創出を目指すことなども盛り込まれた。

 MOU締結後、早川社長は「協力関係の強化は、正しい報道を広げていくうえで重要だ」とし、「米韓情報を日本の読者にたくさん伝えられる」と期待感を示した。

 ジェンキンス会長は「3社が力を合わせ、世界的に影響力を持つメディアを構築できるようになった」と評価。セゲイルボの李基植社長は「朝鮮半島情勢で最も重要な3カ国のメディアが交流しながら、さらに国家と社会に寄与できるメディアとして飛躍したい」と語った。

 WTは保守系紙として1982年に創刊。ロナルド・レーガン、ドナルド・トランプ氏ら歴代大統領にも愛読され、米政府元高官の寄稿も多く掲載している。

 89年に創刊したセゲイルボは、韓国10大紙の一つ。2021年に「韓国調査報道賞」を受賞するなど、スクープや調査報道に定評がある。

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