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日本の伝統と安全を守れ 国民は移民政策に反対

戦争学研究家 上岡龍次

■ホームタウンの炎上が止まらない

 JICAは8月21日に第9回アフリカ開発会議(TICAD9)で、山形県長井市・新潟県三条市・千葉県木更津市・愛媛県今治市をタンザニア・ガーナ・ナイジェリア・モザンビークのホームタウンに認定したと発表した。これが日本国内で移民受け入れだと炎上すると、日本政府・外務省・JICA・自治体は移民ではないと火消しに動いた。

 だが日本政府・外務省・JICA・自治体だけではなくタンザニア・ガーナ・ナイジェリア・モザンビークなどの政府機関の発表が食い違う事態が発生した。これが日本国内で不信感を増大させた。日本政府は期間限定のインターンだと言うが、タンザニアからは特定技能の枠組みを使い日本で労働することが明らかになった。未だに言葉が食い違うが、日本政府はホームタウンの言葉を変えて騒動を収めようとする珍妙な流れになっている。

亡命申請者が一時収容される「難民ホテル」の閉鎖を求めるデモ=8月31日、ロンドン近郊(AFP時事)
亡命申請者が一時収容される「難民ホテル」の閉鎖を求めるデモ=8月31日、ロンドン近郊(AFP時事)

■言葉を変えて移民政策を継続したいJICAと外務省

 8月21日のTICAD9の発表で家族同伴の定住が可能なホームタウンが日本のSNSで炎上した。これに対して林官房長官は期間限定のインターンだと言うが、自治体の発表では定住可能な労働になっている。さらに送り先の国でも家族同伴の労働者だとしていた。

 だから日本のSNSでは言葉を変えた移民だと認識された。これで日本政府・外務省・JICA・自治体は火消しを続けるが火に油を注ぐことになる。炎上は3週間続くことになるが、ここに来てJICAと外務省はホームタウンの名称変更を検討していると報道された。

「ホームタウン」改称を検討 騒動収まらず、4市と協議へ―政府
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025091300290&g=pol

 JICAと外務省は関係する4市と協議して名称変更で炎上を止める方針らしい。これで日本政府はホームタウンの名称を変えて移民政策を続ける意思を示したことは明白。さらにホームタウンの名称を変えたら国民が納得すると思っているようだ。国民はホームタウンの名称ではなく移民政策に反対をしている。

 日本政府・外務省・JICAは日本を破壊するな。移民に反対する国民は日本の伝統を次世代に渡したい。日本人は外国人を嫌わない。日本人は正式に入国し日本の価値観を認める外国人を歓迎する。日本人が嫌うのは不法入国・不法滞在・神社仏閣を破壊する外国人・日本の価値観を否定する外国人・自国文化を強制する外国人。日本人が外国人に求めるのは“郷に入れば郷に従え”の方針。

■タンザニアは特定技能の枠組みで送り出す方針

 JICAと外務省は関係する4市と協議して名称変更で炎上を止める方針なのは移民政策を続けることを意味する。実際にタンザニアのバラカ・ルバンダ駐日大使は日本経済新聞の取材に対して“特定技能の枠組みを使いタンザニアの若年層を建設、農業、介護、製造業などの分野で日本に送り出す方針”を表明した。

NIKKEI MEDIA OF JAPAN INTERVIEW ARTICLE WITH H.E. AMBASSADOR BARAKA LUVANDA ON TICAD 9
https://www.jp.tzembassy.go.tz/resources/view/nikkei-media-of-japan-interview-article-with-h.e-ambassador-baraka-luvanda-on-ticad-9

特定技能1号:5年間の制限
特定技能2号:永住権取得可能・家族帯同

 特定技能の枠組みとは何か? 特定技能には1号と2号があり、特定技能1号は5年間の制限、特定技能2号は永住権取得可能・家族帯同と条件が変わる。こうなればタンザニアは特定技能2号で日本に移民を送る方針になる。タンザニアの若年層を建設、農業、介護、製造業などの分野で日本に送り出すということは、本気で日本にタンザニアの植民地を作ることは明らかだ。

 林官房長官はインターンだと言うがタンザニアは特定技能を使う。明らかに食い違うがタンザニアは特定技能で移民する方針だ。言葉を変えても中身は移民。だから国民は怒るのだが、何が何でもホームタウンの名称変更で移民政策を続けることで国民と喧嘩上等の選択をした。

■自国を愛すると排除されるアメリカとイギリス

 アメリカの保守活動家チャーリー・カーク氏が9月10日に西部ユタ州の大学のイベントに参加していたが銃撃され死亡した。カーク氏は意見が一致しない左派との討論を行う人物であり、“人の考えは会話を通じて変えられる”という信念を持っていた。それに対してカーク氏を射殺した容疑者はカーク氏をファシストと見なしていた。容疑者は会話ではなく排除を選んだのだから、左派は暴力的で独裁を選ぶ傾向を示している。言葉は悪いが、左派こそがファシストだ。

英極右トミー・ロビンソン氏、ロンドンで大規模デモ
https://www.afpbb.com/articles/-/3598170

 イギリスは30年以上も移民・難民に寛容だった。だが今になってイギリス政府機関の多くが移民派になり現地民のイギリス人の立場が悪くなった。イギリスではイギリスの宗教・文化・価値観を守るトミー・ロビンソン氏の反イスラム・反移民デモ「ユナイト・ザ・キングダム(王国を一つに)」が人種差別だと批判される。

 ロビンソン氏の方針は「イギリスの宗教・価値観を守れ」だ。これは移民の価値観を現地民に強制することにNOを示したといえる。現地警察はデモ派を11~15万人とし、カウンターデモ派は5000人と発表した。さらに現地警察はこの時のデモで暴力行為などにより25人の身柄を拘束したと発表した。

 シャバナ・マフムード内相は「警察官を攻撃し負傷させた者たち」を非難し「犯罪行為に関与した者は法の厳しい裁きを受ける」と強調した。シャバナ・マフムード内相は移民系でありパレスチナ解放運動の強烈な支持者だと伝えられている。これは明らかに現地民であるトミー・ロビンソン氏と移民系のシャバナ・マフムード内相の対立でもある。さらにシャバナ・マフムード内相が権力を用いてキリスト教徒を排斥する可能性もあり得る。

 トミー・ロビンソン氏は極右と言われるがデモに参加した現地民であるイギリス人は何だ? 移民・イスラム教徒にイギリスが乗っ取られ価値観まで否定されている。イギリス人として価値観を守れと11~15万人が集まった。

 日本であれば移民が日本の神社仏閣を破壊し、移民の宗教・価値観を強制されて怒るのと同じ。イスラム教徒が日本人に対して「神はアラーしか認めない。日本人はイスラム教になれ!」と言われて耐えられるのか? 日本人は外国人に“郷に入れば郷に従え”を求めるが、自国の価値観を強制されることを拒む。何故なら日本に入国したのだから日本の価値観を受け入れるべきだ。イギリスは既に移民系が権力を持ち現地民であるイギリス人にイスラム教の価値観に従うことが求められている。これを拒むと極右・差別主義者と排除される世界になっている。

 「家庭とは、現在の君の家庭だけではない。先祖代々、子々孫々に連なる家族の中の家庭である」(ドイツ国民に告ぐ・フィヒテ)

 フィヒテは地縁・血縁から独立し己が完成された人間だと傲慢に認識する利己主義を否定した。フィヒテは個人主義を制限の範囲内の自由・自我、利己主義を無制限の自由・自愛と区分している。個人は先祖から子孫に連なる血縁関係の一員だと自己認識することを強調した。これは地縁・血縁関係の共同体(ゲマインシャフト)で生きる個人主義を求めており、金銭関係の共同体(ゲゼルシャフト)で生きる利己主義を否定している。

 「日本は天皇家と共に神話を受け継ぐ歴史を持ち、拡大化された自己認識として愛国心を持つ」

 日本であれば上記になるが日本は個人主義を制限の範囲内の自由・自我とし、個人は先祖から子孫に連なる血縁関係の一員だと自己認識する世界。これを左派は極右とするが、左派は日本を破壊して新たな日本人に置き換えることを求めている。新たな日本人に置き換えることは今の日本人に対する差別だ。

 日本では宗教の自由が認められているが神社仏閣の破壊を認めない。世界に満ちているのはフィヒテが否定した金銭関係の共同体(ゲゼルシャフト)で生きるグローバリストの利己主義とイスラム教の移民。これらが連帯し世界を無秩序の世界に導いている。

■日本の皇統を守れ

 世界を俯瞰するとロシアとウクライナが戦争している。そんな時に中国は欧米と対立し台湾侵攻が想定されている。これが危険視されているが同時に世界はイスラム教の移民が先進7カ国で現地民と対立している。

 日本は移民政策が言葉を変えて進行しており、アフリカからイスラム教の移民を受け入れる流れが止まらない。今の日本は総人口に対して外国人は3.4%。だが既に日本では日本の価値観を認めない外国人との対立が始まった。既に日本は限界に達しているから敏感になり入国制限や鎖国を口にすることが多くなった。

 これらは日本政府が対応しないだけではなく移民政策を続けることに拒否を示した。だが今の日本政府を見ると、日本もアメリカ・イギリスのような死を伴う対立に至ることは間違いない。アメリカは会話を求めるチャーリー・カーク氏が左派の銃撃で死亡。これで会話を求めることは無意味だと明らかになり、イギリスのように自国を愛し反移民を口にするだけで政府から排除される世界が近づいている。

 既に日本の埼玉県は自警団が活動している。これから日本各地に自警団が作られ自衛する世界に突入する。水と安全は無料だった日本は終わった。これから日本で反天皇活動が拡大するはずだ。

 何故なら日本が天皇陛下を否定すれば日本の国家体制が終わる。これは今の日本の終了であり新たな日本の始まり。これは移民には好都合だから男系男子の皇統を途絶えさせ女性天皇の言葉を使い女系天皇へのすり替えを目論んでいる。

 日本は神武天皇による建国から天皇家を中心とした国家を民と共に継承している。この歴史が日本人の価値観であり次世代に渡す世界。このため日本から皇統が途絶えれば今の日本人が終わる。だから日本人は天皇陛下・皇族方を守らなければならない。

(この記事はオンライン版の寄稿であり、必ずしも本紙の論調と同じとは限りません)

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