トップ国際韓国での教会家宅捜索を懸念 米韓首脳会談でトランプ氏

韓国での教会家宅捜索を懸念 米韓首脳会談でトランプ氏

25日、ワシントンで会談する韓国の李在明大統領(左)とトランプ米大統領(AFP時事)
25日、ワシントンで会談する韓国の李在明大統領(左)とトランプ米大統領(AFP時事)

【ワシントン山崎洋介】トランプ米大統領は25日、韓国の李在明大統領とホワイトハウスで会談し、韓国での複数の教会への家宅捜索について懸念を示した。

トランプ氏は記者団に公開された会談の冒頭、「情報機関から教会への家宅捜索があったと聞いている。この件について後で話す」と表明。「事実なら非常に悪いことだ。諜報機関からいくつかの教会が閉鎖したとも聞いた」と述べた。

その後、トランプ氏は李氏の方を向き、コメントを求めた。李氏は、尹錫悦前大統領に対して現在、「議会が任命した特別検察官が、真相究明の調査を行っている」と説明。その上で「この特別検察官は自身の指揮下にはない」とも釈明した。

トランプ氏は「誤解であるとは思うが、教会が家宅捜索されていると噂が広まっている。これについてこれから話し合う」と応じた。

韓国では李政権の下、保守系団体やその指導者への捜索が相次いでおり、先月、海兵隊員の殉職事件を巡り、尹前大統領支持の抗議活動を主導した、李永勳牧師が率いる「汝矣島純福音教会」や米軍基地を家宅捜索。また、尹氏の妻・金建希氏を巡る疑惑でも、「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)が家宅捜索を受けた。家庭連合側は、疑惑を否定している。

トランプ氏は会談に先立ち、自身のソーシャルメディアに「韓国で何が起きているのか?」と投稿。その上で「まるで粛清か革命のようだ。そんな状況ではそこでビジネスなどできない。私は今日、ホワイトハウスで新大統領と会う」と記した。

会談冒頭で、李氏が特別検察官について説明した際、トランプ氏は「その名前は、『正気を失ったジャック・スミス』か」と述べ、かつてトランプ氏自身を訴追した特別検察官の名前を引き合いに出す一幕もあった。こうした自身への訴追をトランプ氏は「魔女狩り」だと批判してきた。すぐに「単なる冗談だ」と笑い飛ばしたが、「だがそうではないかもしれない」とも付け加えた。

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