
「神のもとの一つの家族」を理念とし、人種や宗教、国境などの壁を超えた結婚を通じ世界平和実現を目指す式典「2025天地人真の父母孝情天宙祝福式」が12日、韓国京畿道加平郡の清心平和ワールドセンターで挙行され、90カ国から5000組(主催者発表)の新郎新婦が参加した。会場には3万人(同)が集まり、式典の様子はインターネット放送などを通じて世界各国に中継された。
祝福式は故文鮮明師の夫人、韓鶴子UPF(天宙平和連合)総裁が主礼を務めた。式典では、参加者らが理想家庭を築くことを誓う「聖婚問答」や、新郎新婦による指輪の交換などが行われ、韓総裁が「天宙の前に聖婚が成立した」と宣布し、会場は祝福の拍手に包まれた。
参加した日本人のカップルは、「信仰観、価値観が同じ相手と結婚出来ることは本当に幸せなこと」(男性)「二人で楽しく理想家庭を築いていきたい」(女性)と、お互い笑顔で話した。米国人男性と結婚した日本人女性は「祝福でなければ絶対に出会えない素敵な人に神様が出会わせてくれた」と幸せそうに話した。
これに先立ち行われた、文師と韓総裁の成婚65周年を記念する行事「天地人真の父母様天宙聖婚65周年記念式」には、米トランプ政権の新組織「信仰局」のトップ、ポーラ・ホワイト牧師や、米国第50代下院議長を務めたニュート・ギングリッチ氏らが出席した。
