台湾関係法の制定を 頼総統の国策顧問 趙中正氏が講演

頼清徳総統に期待することについて語る趙中正氏=28日、東京都文京区(豊田剛撮影)
頼清徳総統に期待することについて語る趙中正氏=28日、東京都文京区(豊田剛撮影)

日台交流団体「日本李登輝友の会」は28日、都内で講演会を開き、在日台湾人でつくる民間組織「全日本台湾連合会」の趙中正会長が講演した。趙氏は8月1日に台湾総統府顧問に相当する国策顧問に就任。頼清徳総統に対し、日本版「台湾関係法」の制定を日本政府に働き掛けるよう求める意向を示した。

頼総統が5月の就任演説で台湾と中国は「互いに隷属しない」と発言したことについて、趙氏は「本当のことを言える国際情勢になった」と評価した。その上で、中国が主張する「一つの中国」原則の間違いを国際社会に訴えていく必要があると強調した。

spot_img
Google Translate »