旧統一教会叩きの陰に共産主義

欧米識者「信教の自由擁護を」 WT財団が国際会議

12日、信教の自由に関する国際会議で基調講演するイタリアの宗教社会学者マッシモ・イントロヴィニエ氏

基本的人権である信教の自由が世界各地で侵害されている状況について討議する国際会議が12日、米ワシントン・タイムズ財団などの主催でソウルで開かれた。講演した欧米の有識者たちからは、安倍晋三元首相銃撃事件を機に日本で世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対する「宗教弾圧」が起きているとの懸念が相次いで表明された。

ニュート・ギングリッチ元米下院議長は、旧統一教会の関連団体が展開する勝共運動について、「共産主義の脅威を阻止する上で重要な役割を果たしてきた」と高く評価し、「勝共運動の悪い噂が流れているが、噂の根源地はほとんどが共産主義団体によるものだ」と指摘。「私が懸念するのは、(旧統一教会への)差別を助長する勢力が日本の安全保障を低下させ、中国と北朝鮮の脅威の前で国力を弱体化させようとしている事実だ」と述べ、旧統一教会叩(たた)きが共産主義・反米勢力に煽(あお)られている状況に警鐘を鳴らした。

元英BBCアジア特派員のハンフリー・ホークスリー氏は、日本の大手メディアが連日、旧統一教会の批判報道を繰り広げていることについて、「日本で起きているのはメディアによる弾圧だ」と断言。「旧統一教会が弾圧を受けるのは、家庭の価値観、保守的な価値観を主張しているためだ。それゆえ、リベラル勢力から攻撃を受けるのだ」と主張した。

基調講演したイタリアの宗教社会学者マッシモ・イントロヴィニエ氏は、共産主義の「究極の目標は宗教を滅ぼすことだ」と指摘。共産党の志位和夫委員長が旧統一教会との「最終決戦」を宣言したことに触れながら、「信教の自由の未来は日本の状況によって大きく左右されるだろう。迫害の未来になるのか、それとも自由の未来になるのか」とし、日本が共産主義イデオロギーに屈することは世界に深刻な悪影響を及ぼすとの見方を示した。

このほか、マイク・ポンペオ前米国務長官、サム・ブラウンバック前米信教の自由大使、トランプ前大統領の宗教顧問を務めたポーラ・ホワイト牧師、ヤン・フィゲル前欧州連合(EU)信教の自由特使らが講演した。

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