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露の偽情報 民主陣営を分断 国民に認知戦の「教育」を 元米大統領補佐官 マクマスター氏  【連載】中露が仕掛ける「認知戦の脅威」(下)

ロシアや中国による偽情報で世界は分断の危機にある。1期目のトランプ米政権で国家安全保障問題担当大統領補佐官を務めたハーバート・マクマスター氏は11日、都内で開かれた偽情報がテーマの国際フォーラム(主催・笹川平和財団など)で強い危機感を示し、情報の発信源を見極め、人々に正確な情報を伝えることの重要性を説いた

首都ブエノスアイレスで反政府デモ アルゼンチン

南米アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで12日、年金生活者とサッカーファンによる大規模な反政府デモが行われた。

徒労に終わる習氏の「神頼み」

去る2月17日、中国の習近平国家主席は全国の著名民間企業家を集めて「民営企業座談会」を開いた。約7年ぶりに開催されたこの「民営企業座談会」には習主席のほか、李強首相ら党・政府指導者が出席し、党の最高指導部を構成する7人の政治局常務委員のうちの4人が出席している。座談会に対する共産党指導部の重視度の高さが分かる。

ドイツは武漢ウイルスの機密資料を入手していた

中国武漢発の新型コロナウイルスの発生源問題では「自然発生説」と「武漢ウイルス研究所=WIV流出説」の2通りがあるが、独連邦情報局(BND)が2020年の段階でWIV流出説を裏付ける機密情報、資料を入手していたことがこのほど明らかになった。

決裂したトランプ・ゼレンスキー会談 中国はどう捉えているのか

2025年2月28日、米国のドナルド・トランプ大統領とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領による首脳会談がホワイトハウスで開催されたが、激しい口論の末に決裂した。

日常に潜む他国からの「悪意」 半導体投資で不安に付け込む【連載】中露が仕掛ける「認知戦の脅威」(上)  

情報を操作して自国に有利な状況を作り出す「認知戦」が、現代の戦争・紛争の新しい形として台頭している。ロシアや中国は偽情報などを拡散し、民主主義陣営の分断を図っている。民主主義と専制主義の価値観が交錯する「最前線」の台湾では中国から日常的に認知戦を仕掛けられており、企業の動きや芸能人の発言など、日々スマホで目にする情報の中に巧妙に他国からの「悪意」が隠されている。

対米報復関税は直ちには行わない方針 ブラジル

ブラジルのアダジ財務省は12日、米国がすべての国から輸入される鉄鋼・アルミニウムの輸入に25%の関税をかけることを発表したことに対し、当面は報復ではなく交渉を中心に問題解決を図る方針を明らかにした。政府系ブラジル通信が報じた。

ウクライナが米停戦案受諾 ロシアの対応が焦点に

ウクライナは11日、サウジアラビアで行った米国との高官協議で、ロシアによるウクライナ侵略を巡り、30日間の停戦案を受け入れると表明した。米トランプ政権が早期終戦を図る背景には、中国との対決姿勢を強める中で、対露関係を改善し中露離間を図る目的があるとみられるが、その思惑が実現するかどうかは不透明だ。

〝帰ってきた大統領〟尹錫悦氏の任務

大統領が帰ってきた。ソウル拘置所と漢南洞官邸の前で尹錫悦大統領は興奮を隠さなかった。ついでに与党指導部は弾劾を却下しろと言って、大統領を不正義のスケープゴートのように庇(かば)っている。野党は「内乱跋扈(ばっこ)勢力」を云々(うんぬん)し、釈放の指揮を決めた検察総長(検事総長に相当)を弾劾するという。

米政権 長期戦終結へ圧力 中国警戒、露との分断狙いも 【連載】ウクライナ侵攻4年目 米欧のあつれき (下)

ウクライナは米国が提案するロシアとの30日間の停戦案を受け入れた。実現はロシアが受諾するか否かに懸かっており、「ボールは、ロシア側のコートにある」 (ルビオ米国務長官)という、新たな局面を迎えた。

戦闘機の誤爆事故受け総体的なシステム点検を【韓国紙】

軍が10日、抱川での戦闘機による民家誤爆事故の中間調査結果を発表し、「操縦士の位置座標入力ミスのため」だと再確認した。今月6日、民家にMK-82爆弾8発を投下したKF-16戦闘機の操縦士2人は飛行前日、座標を正しく入力しなかった。彼らはその後、離陸前の最終点検段階でも入力ミスを見つけられなかったことが分かった。

米圧力で大西洋同盟に亀裂 強まる欧州安保への当事者意識【連載】ウクライナ侵攻4年目 米欧のあつれき(中)

欧州は米トランプ政権誕生に身構えていたが、その緊張感は予想をはるかに超えている。トランプ大統領がウクライナの鉱物資源を要求、さらにウクライナのゼレンスキー大統領を目の前にして「切れるカードを持っていない」と発言したことで、米国への不信感は頂点に達した。

キューバが政治犯553人を釈放

カリブ海諸国のキューバが、10日までに政治犯553人を釈放していたことが分かった。キューバでは、1961年からキューバ共産党による独裁体制が敷かれている。

EU財務相、防衛力強化へ資金調達協議 6月決定目指す

欧州連合(EU)財務相らは10日、防衛力強化への資金調達のための新たな共同借り入れ、既存のEU基金、欧州投資銀行の役割拡大について協議し、6月の決定を目指す。

アラブ連盟 ガザ再建計画を採択 米・イスラエル 「安全の保証なし」と拒否

アラブ連盟(21カ国・1機構)は4日、エジプトの首都カイロで緊急首脳会議を開き、エジプト主導のパレスチナ自治区ガザの再建計画について議論し、採択した。トランプ米大統領が2月に提案したガザ地区の住民移住による復興構想の代替案に対して、米・イスラエルは安全の保証がないとして断固拒否した。

トランプ大統領の不満は日米関係を対等にする好機

NATOとワルシャワ条約機構は集団的自衛権で共通しており、加盟国が攻撃を受けると集団で防衛することを目的とする。真の目的は当時のアメリカとソ連の都合で組織され東西冷戦の主役になった。日本では1952年から1960年まで旧日米安保条約が存在し、1960年にアメリカのワシントンで現在の日米安全保障条約が締結された

「強い欧州へ」蘇る英外交 停戦へ主要国会合を主導 【連載】ウクライナ侵攻4年目 米欧のあつれき(上)

ロシアのウクライナ侵攻から3年、早期の戦闘終了を掲げるトランプ米政権の発足を受けて、停戦への機運が盛り上がった。一方で、欧州の防衛力強化を迫るトランプ氏に対し欧州は、対露国防体制の再構築を迫られている。

ボルソナロ前大統領の弁護団が反論 ブラジル

ブラジルのボルソナロ前大統領がクーデター未遂への関与を問われている裁判で、ボルソナロ氏の弁護団が6日までに最高裁のモラエス判事に対して反対弁論を提出していたことが分かった。ブラジルのフォーリャ紙(電子版)などが報じた。弁護団によると、最高裁側から提出された証拠の中には、連邦警察がボルソナロ氏から調書を取った際、不利となる自白を引き出すために偽の情報を利用していたと主張している。

4年目のウクライナ侵攻、欧州防衛体制を再構築へ 難民増に懸念も

トランプ米大統領がウクライナ支援の一時停止を決め、北大西洋条約機構(NATO)からの撤退をちらつかせる中、欧州連合(EU)の政治家たちは、米国なしも視野に入れた欧州防衛体制の再構築を急いでいる。さらに3年前に押し寄せたウクライナ難民が再びEUに流入する可能性も高まり、懸念が広がっている。経済難で苦しむ欧州諸国は難民受け入れに積極的とは言えない。

トランプ氏、殺戮の停止優先 米ウ 対露停戦へ交渉に意欲 【ウクライナ侵攻4年目 識者に聞く  元米大統領副補佐官 フレッド・フライツ氏に聞く 】

2月28日に米ホワイトハウスで行われたトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の首脳会談は決裂したが、その後、双方がロシアとの停戦に向けた交渉に意欲を示すなど、協議再開への動きが出ている。第1次トランプ政権で大統領副補佐官を務め、現在は同政権高官らが設立した「米国第一政策研究所」で外交安全保障問題を担当するフレッド・フライツ氏に今後の見通しについて聞いた。

エムポックスの新種に感染、ブラジル初

ブラジル保健省は7日、同国初のウイルス感染症エムポックス(サル痘)の新種への感染者が確認されたと発表した。発見されたのは、変異型の「クレード1b」で、重症化しやすく致死率が高いとされる。

ローマ教皇の入院と祈りの意味

ローマ・カトリック教会の最高指導者、フランシスコ教皇は先月14日以来、ローマのジェメッリ総合病院に入院中だ。88歳のフランシスコ教皇の病状は、入院当初は気管支炎といわれたが、その後、両肺に炎症が広がっていることが分かった。

尹大統領、52日ぶり釈放-韓国

内乱首謀の容疑で逮捕・起訴され、収監されていた韓国の尹錫悦大統領が8日、52日ぶりに釈放され、ソウル市内の大統領官邸に戻った

リオのカーニバル 優勝はベイジャ・フロール

南米ブラジルのリオデジャネイロで開催された「リオのカーニバル」のサンバパレードの審査結果が5日に発表され、強豪「ベイジャ・フロール」が15回目の優勝を飾った。

マクロン大統領 「仏の核で欧州防衛」議論  ロシアの脅威に強い懸念

フランスのマクロン大統領は5日、国民向けのテレビ演説でロシアの脅威に懸念を表明し、「傍観者でいることは狂気の沙汰だ」と強調した。自国が保有する核兵器による抑止力を欧州の同盟国に拡大する議論を開始することを表明した。

タイ、ウイグル人45人を中国送還 迫害へ重大な懸念

タイ政府は2月27日、ウイグル人45人を中国に強制送還した。中国政府は「テロリストなどとの関係が疑われる」とし、タイに逃れていたウイグル人らの引き渡しを求めていた。日本ウイグル協会は翌日、実態は中国当局の迫害を逃れて脱出した難民だとして、「中タイ共謀のウイグル人強制送還非難声明」を出した。

〝嫌中扇動〟で負担が増した韓国外交

「ソウルに中国人がなんでこんなに多いんだ!」 ある中年男性がこう叫んで地下鉄1号線に乗ってきた。先月中旬ごろ、弾劾集会が開かれる広場で反中感情が深刻だという話を聞いた時期であった。優先席へ向かう彼の声は怒りに満ちて激昂(げっこう)していた。中国人が多いという事実ではなく、それが問題だと非難する意図が明確に伝わってきた。

「米国の復活」宣言 ウクライナ侵攻終結へ意欲 トランプ氏 初の議会演説

ドナルド・トランプ米大統領(共和党)は4日夜(日本時間5日午前)、連邦議会の上下両院合同会議で2期目、初となる演説を行った。バイデン前政権からの政策転換を強調し、「米国は復活した」「アメリカンドリームは止められない」と宣言。また「黄金時代は始まったばかり」とし、さらなる改革の推進を誓った。また、ロシアのウクライナ侵攻について、「無意味な戦争を終わらせる時だ」と述べ、停戦合意に意欲を示した。

【韓国紙】韓国人の豚肉愛

韓半島で豚が飼育され始めたのは、約2000年前と推定される。中国の『三国志魏志東夷伝』を見ると、部族国家である扶余に馬加、牛加、狗加、猪加という官職を置き、それぞれ4方面の地域を治めたという記録がある。「猪加」は豚から取ってきた官職の名前だ。猪突(ちょとつ)的という字もまた、むやみに突進する豚の習性をなぞった言葉だ。

【韓国紙】自強だけが国益守るとの教訓残した米ウ首脳会談

先月28日(現地時間)、破局で終わった米ウクライナ首脳会談は、形式と内容面で全世界に衝撃を与えた。トランプ米大統領は公開の席でウクライナのゼレンスキー大統領を荒々しく問い詰めた。自身が作った終戦交渉案を拒否するゼレンスキー氏に向かって「無礼だ」と面と向かって非難し、「(終戦交渉案を)受け入れなければ、私たちは手を引く」と脅しをかけた。ゼレンスキー氏は「安全の保障」を訴えたが、トランプ氏は拒否した。ゼレンスキー氏は屈辱的な終戦案の受け入れか、抗戦後の敗北かの岐路に立った。自らを守る力がない国と国民が経験しなければならない悲劇だ。他国の話として聞き流すには、韓国が直面する安全保障環境も容易ではない。

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