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子宮頸がん、定期接種中止を 薬害会議


ワクチン効果、安全性に疑問

 子宮頸(けい)がんワクチンを打った後に全身の痛みを訴える人が相次いでいる問題で、医師や弁護士でつくる薬害オンブズパースン会議は25日、接種の努力義務を課す「定期接種」の対象から外すべきだとする要望書を厚生労働省に提出した。同会議は、ワクチンが効くのは子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルスのうち5割程度で、効果が十分な期間続くかは確認されていないと分析した。また、免疫が自分の体を攻撃する自己免疫疾患などの重い副作用が起きる場合があると指摘。危険性に見合うだけの効果があるか疑わしく、定期接種を続けると被害者が増える恐れがあるとして中止を求めた。

 子宮頸がんワクチンは今春、定期接種の対象となり、小学6年から高校1年の女子に接種が推奨された。副作用の訴えが相次いだことから厚労省は6月に推奨を一時中断したが、定期接種は続けている。

(時事)