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子宮頸がんワクチン接種被害 鎌倉市長が実態調査表明


市議会の委員会で「今日から始める」

 神奈川県鎌倉市の松尾崇市長は18日、同市議会の観光厚生常任委員会に出席し、子宮頸がんワクチン接種で重篤な被害が全国に出ていることから、市内の同ワクチンを接種した約3000人のすべて女子生徒に対し健康調査を行うことを明言した。

 同市では6月下旬と7月半ばに、2人の同ワクチン接種での被害者がいることが相次いで判明。同委員会で配布された資料によると、そのうちの1人は今も頭痛がおさまらず、もう1人は疼痛が続いているという。こうした状況を受け、健康福祉関係の部局で全接種者について調査する準備を行ってきた。

 同委員会はこの日、市民から出された「子宮頸がん定期検診の推進とワクチン接種後の調査を求める」陳情を審議するなかで、被害者に先月、直接会って話を聞いた松尾市長に出席を要請。

 松尾市長は、長嶋竜弘市議の「被害が判明してから時間がたち過ぎている。調査をいつから始めるのか」との質問に対して、「今日から始めたい」と明言した。首長が接種者全員の実態調査を行うことを述べたのは全国で初めて。

 ただ、陳情は公明党議員らの主張で継続審議となり、行政の積極性に比べ議員の後ろ向きの姿勢が目立つ結果となった。