世界日報 Web版

ピースロード 自転車で稚内出発


来賓として参加したムン・ヨナ氏の家族によるスタート= 11 日、北海道稚内市宗谷岬(湯朝肇撮影)


日韓友好願い日本縦走

 日本と韓国の友好親善と世界平和への願いを乗せ、自転車で日本を縦走する「ピースロード2019.北海道」(主催、ピースロード東北・北海道実行委員会)が11日、北海道稚内市宗谷岬にある「日本最北の地の碑」からスタートした。

 韓国からのライダー5人を含めた参加者は1983年9月に起きた大韓航空爆破事件の犠牲者に黙もく祷とうと千羽鶴を捧ささげた後、午前9時に出発式を行った。

 前日の懇親会では、稚内市副市長の川野忠司氏が「日韓関係は冷え込んでいるが、国境を越えた人と人との交流はとても大切。日韓のライダーが友好を深め、その思いを全国に発信してほしい」と激励した。

 今年は来賓として韓国UPF議長のムン・ヨナ氏の家族が参加し、「7年前に始めたピースロードへの動機と情熱を思い起こして走ってほしい」とあいさつし、家族でスタート地点に立った。

 ピースロードは、自転車のライダー2人が一組となって走り、リレーでつないで日本を横断するもの。8月5日に下関からフェリーで韓国に移動し、同15日には38度線にある臨津閣まで縦走し、朝鮮半島統一、世界平和を訴える。ライダーとして参加する大学生の湯浅充基さんは「私の父は日本人、母は韓国人で、日韓の友好と朝鮮半島の統一を願って走りたい」と語った。