幕張メッセに若者が1万人-2050年の日本へ提言


憲法に「家族保護条項」を

挨拶する世界平和女性連合の文妍娥世界会長 =9日午後、千葉県の幕張メッセ

2050年に日本を背負う世代となる若者たちが、そのころ日本が直面する少子高齢化や地球温暖化などの課題について議論し、意見を発表する「提言 JAPAN 2050 Youth Fes.」(主催、同実行委員会)が9日、千葉県・幕張メッセで青年・学生ら約1万人を集めて行われた。

イベントでは、大学生2人と大学院生、新社会人の4人がそれぞれ共生社会、憲法、環境、災害などについて2050年までに実施すべき対策を提言。審査員と1万人の会場の参加者がインターネット投票でグランプリを決定した。

グランプリに輝いた獨協大学4年の稲毛智英さんは、憲法に家族保護条項の記載を提言。「(家族保護条項を明記で きれば)そのための予算を付けられ、若者が家族の価値を学び、若者が結婚しやすいサポートをしやすくなる。国の根幹である家族を大事にすれば日本は必ず発展する」などと訴えた。

スピーチを行う稲毛智英さん =9日午後、千葉県の幕張メッセ

このほか、イベント開会に 先立ち、参加者は北海道地震、西日本豪雨、台風21号による犠牲者の冥福を祈って黙祷を捧げた。その後、ダンスや歌などを披露。開会式では、世界平和女性連合の文妍娥世界会長がスピーチし、「平和は黙っていて自動的に向こうから訪ねて来るものではありません。平和は創り出すものです。平和世界を開く扉の伴は皆さんが握っています」と呼び掛けた。