炎天下続く支援に、被災者「感謝」 復興願う1万人イベントも-岡山


 西日本豪雨で被害が大きかった岡山県倉敷市では21、22日の2日間で全国から約3280人のボランティアが集まった。また岡山市内で1万人規模の復興支援イベントが開かれるなど、連日35度の猛暑を記録する中、多くの支援活動が県内各地で行われた。

西日本豪雨で浸水被害にあった住宅で片付け作業をするボランティアら =21日午前、岡山県倉敷市の真備地区

 倉敷市災害ボランティアセンタースタッフの松岡武司さんによると、被害発生から2週間が経過し、「屋内の泥のかき出し、ガレキの撤去が終わり、生活スペースを確保するためにも、かき出した泥やガレキを撤去してほしい」という復興に向けた依頼なども来るようになったという。

 だが、実際には、まだまだ屋内の片付けが続く。一週間前の時点ではガレキで、道路が塞(ふさ)がれていた関係などで、ボランティアの支援の手が届いていなかった区域もあり、そうした場所への対応が急務となった。

 21日には、ボランティアによる支援が手薄だった倉敷市真備町川辺地区にも多くのボランティアが入った。同地区で暮らしていた安井美由紀さんは、青年ボランティア団体「U Peace」のメンバー3人に水に浸かった壁の断熱材を取り除く手伝いをしてもらい、「家を施工してくれた業者も被災していて、改修工事をしてもらえず困っていた。本当によく働いてくれて感謝している」と語った。

早期復興を祈念する「孝情文化ピースフェスティバル」で基調講演をする文善進・世界平和統一家庭連合世界会長=22日午後、岡山市内

 また、岡山市内では22日、被災地の早期復興を願う1万人規模のイベント「孝情文化ピースフェスティバル in OKAYAMA」(主催:同実行委員会、共催:世界平和統一家庭連合岡山教区、岡山県平和大使協議会など)も開かれた。イベントでは、開会に先立ち、犠牲者に黙祷(もくとう)をささげた後、倉敷市出身の双子デュオ「まゆみゆ」による歌の披露などが行われ、義援金が募られた。

基調講演をする文善進世界会長 =22日午後、岡山県岡山市内

「復興祈念2018孝情文化ピースフェスティバル in Okayama」では西日本の災害支援のための義捐金を受け付けた =22日午後、岡山県岡山市内